12月最初の日曜日、今日はどんより曇り空、いまにも雨が降りそうな寒い一日になりました。
が、しかーし
よしよしでは、子供を持つ親すべての方に聞いていただきたい、とても大切な講座を開催
静岡県民間子育て支援活動応援事業 子育て世代向け防災講座
大地震 その時、わが子を助けられますか?
と題して、静岡県ふじのくに防災士 染谷絹代さんを講師にお招きし、大地震からわが子を守るための知恵と工夫を学びました。
会場はよしよしの防災講座ではおなじみの「静岡県地震防災センター」
今回は19組の親子が参加してくれました。
みなさん、ありがとー(●^o^●)
昨年3月11日に発生した東日本大震災、そしていつ起こるかわからない東海地震、皆さんは何か防災対策していますか?
防災用品は一応買い揃えたけれど。。。あとは何をすればいいの?
という方、案外多いのではないでしょうか。
そんな疑問にお応えすべく、まずは館内津波シアター。
3.11で実際に宮古町の役場の方々が撮影した、緊迫の映像を見ることで津波の威力や恐ろしさを改めて再確認しました。
皆本当に真剣に観てました。
それから体験もしてもらいました。
事前に、揺れについての説明を受けました。
体験のマシンは1分間に6種類の揺れを体験してもらえるように作られていて、震度6の揺れは最後の8秒ぐらいだけど、実際の地震ではその揺れが1~2分は続くとういこと、そして、今は「さあ、今から揺れますよ」よいう心構えのなかでの体験だけれども、実際は突然に揺れがやってくるのいうことを念頭に置いてほしい、ということでした。
確かにそのとおり。
でも体験マシン、わかっていても怖かったです。
最初から地べたに座って体験しましたが、とても立っていられない揺れでした。
こんな状態でどうやってわが子を守るか、問題は山積みです。。。
家具の固定の大切さも目の当たりにしました。
固定していればこのくらいで済みますが。。。
固定してないとこうなります
この部屋に子供がいたと思うと本当に恐ろしいですよね。
まだ固定してない皆さん、明日にでもホームセンターに行って固定する装具、買ってきましょうね
また、どんな災害グッズが必要か、展示してあって、我が家に足りないものがなんなのか、とてもわかりやすかったです。
館内1階の見学のあとは、いよいよ染谷先生のお話です。
「ママにもパパにも集中して聞いてもらいたい」という思いもあり、今回も子供たちは託児という形をとらせていただきました。
初めての託児に戸惑う子もいたみたいですが、託児のプロ、すわんさんのおかげで、子供たちも楽しい時間を過ごせたようです。
染谷先生は、3.11のとき、現地へ何度も赴き、実際に子育て世代の被災者の方々から多くの声を聴いてきた方です、
その先生のお話は本当に私たちに必要な内容が盛りだくさんでした。
ここに内容を載せられないのが残念ですが。
ホントに聞いてよかったと思える内容でした。
最後は非常食の試食。
お値段もそこそこするので、「買ってあるけど食べたことない・・・」という方も多いですよね。
みなさん、口をそろえて「おいしいじゃん」だって(笑)
あんまりおいしくないイメージ、たしかにありますよね。
でもね、おいしいんですよ、」意外と
30年以内に大地震の起こる確率88%、明日地震が起こってもおかしくない状況の中で子育てをしている私たち。
東海地震が起きたら津波は5分以内にやってきます、
液状化も起こります、
その地震一つで10万9千人の方々が亡くなるといわれています。
そんな状況の中で、私たちがどう備え、行動し、家族を守っていくか。
今日参加してくださった皆さんの心には、きっといろんな想いが渦巻いたことでしょう。
ぜひ、ご家庭で、もう一度、災害について話し合って、家族のきずなを深めるきっかけになればと思います。