最初のうちは初回ということもあり仕事の疲れも若干漂いつつも、
隠れた闘志をみなぎらせた腕に自信のありそうなお父さんたち。
今回は12名のパパシェフが料理に挑戦。
まずは、出汁の味較べクイズでアイスブレイク。片方は昆布とかつおの本物のおだし、
もう一方は某老舗の顆粒だし。結果は本物を当てたパパが9名、
引っかかってしまったパパが3名という結果。最近の顆粒だしはおいしいと思う
成分を徹底的に研究しているから無理もない。味は十分再現できるし、忙しい時
などには大変重宝する顆粒だし。しかし、塩分や添加物が混じっており
子供の料理などに多用するのにはちょっと向かない。そんな気づきを得てもらう目的で実施。
いよいよ料理教室開始。講師はカフェなまづやのパパシェフ清水さん。
メニューは今が旬のトマトソースを使ったパスタと豚肉のソテートマトソースバジル添え、
ツナサラダの3品。パスタとツナははごろもフーズさんからの提供品。
まずはタマネギをみじん切りにし、たっぷりなオイルで炒めることから。
あまり上手に細かく刻むと売り物のソースと変わらないので、ある程度粗めな
位が良いとのアドバイス。続いてホールトマトをジューサーにかけつぶし、炒めた
タマネギと一緒にしてしばし火にかける。ポートワインを少々加え、塩、胡椒で味を
整え完成。
パパ達も最初はお互いに様子見といった感じだったが、徐々に本領発揮。
タマネギのみじん切りもみんなかなりの腕前。昔はのこぎりのようにぎーこぎーこ
切る男性が多かったが、さくさくトントン、リズミカルに
お互いにここはどうやるんですかね~、なんて談笑しながら班毎に楽しく調理。
教室一杯にイタリアンレストランのような美味しそうな香りが漂ってきた。
豚肉のソテーは塩コショウで下味をつけておき、ひとまずママ、子供たちが
集合するまでの間、サラダつくりに挑戦。ドレッシングはオイルに塩コショウ、
バルサミコを混ぜ完成、レタスをちぎり、きゅうりとトマトは子供でも食べやすい
サイズに乱切り。お皿の盛り付けはそれぞれの個性がでるもの、総じて男らしい
大胆な盛り付けが多かったかな。最後に子供の大好きなツナを沿え完成!
いよいよ、ママと子供たちが調理室に集まってきたら、パスタとソテーを一気に
仕上げ。豚肉のなんともいえない美味しそうな香りも漂ってきた。作っている
パパの真横に見学に来る子供や、ママと一緒に近くに来て覗き込む子供。
「パパ、がんばって~」のかわいい掛け声も。
そして、調理しながら調理器具の後片付けも同時並行で実施、これがまた
すばらしい。殆どもパパが家で毎日行っているとのことで、テキパキと洗い
あがって行く様子は圧巻。
最後は、家族みんなでテーブルについて「いただきます」で試食開始。
みんな物も言わずにがつがつ食べてる、「お店の味みたい」「美味しい~」
「パパ疲れた~?」など家族みんなで食べながら談笑。
あまりに食べるのに夢中になり、交流タイムを忘れてしまいました。
最後はお父さんだけで後片付け、こちらもほぼ完璧で、最後の施設のチェックで
「大変すばらしい」とのお褒めの言葉といただくほど。
次回も家族みんなで楽しく料理教室に行きたいです。お疲れ様でした!!