ウェブ開発企業「MindFree」がフィギュアを飾って撮影できるすごいステージを作った理由


ウェブ開発企業「MindFree」がフィギュアを飾って撮影できるすごいステージを作った理由 FacebookシェアTwitterツイートLINELINEで送るPocketPocketはてなブックマークブックマーク Maker Faire tokyo, japan 2013の会場を歩いていて、正直なところ、呼び込みをしていた『マクロスF』のランカ・リーのコスプレをしていたお嬢さんに引き寄せられたのです。でも、そのブースにはステキすぎるグッズが待っていたのでした好きなフィギュアを飾って、手元のスマホアプリから照明を調節したり、舞台を回転させたり、手前に置いたカメラで撮影できたりする「FIGURE☆STAGE」。作り上げたのは、主にウェブサイトやシステム構築を手がけているマインドフリー株式会社ですでも、なぜウェブ関連の企業がMaker Faire tokyo 進撃の巨人 衣装, japanにモノをつくって出展したのか。取締役でテクニカルプロデューサーの北口真さんに伺うと、FIGURE☆STAGEの良さはもちろん、少しだけ未来のことも見えてきました狙ったのではない。FIGURE☆STAGEを作りたいから作った FIGURE☆STAGEはボックス中央の台座にフィギュアを乗せ、専用アプリからステージ上の照明などを調整して楽しむグッズ。台座は360度稼働、前後左右にある4つのフルカラーLEDは好みの色味や明るさにできます。ボックス手前にWi Fiで連携したカメラを設置すれば、撮影もアプリから可能。また、台座を回転させながら連続撮影し、アプリで画像を処理すると、アニメーションGIFとして書き出せる機能も備わっています。機能は公式サイトに詳しいですが、まさに「フィギュアのためのステージ」です仕組みは、アプリで出した指示を一旦クラウドで処理、その結果をFIGURE☆STAGEへ送っています。実は、この処理を行うプラットフォームを構築しているのが、マインドフリーのそもそものお仕事。彼らは自分たちで構築したプラットフォームを活用したものづくりをしていたのですFIGURE☆STAGE、欲しい人は、すごく欲しいと思います。失礼ながら北口さんに「売れそうなものを作ったのですか?」と単刀直入に尋ねると、「実は開発チームがこういうのを好きで、作りたいから作ったのですよ」と答えてくれました。狙ったのではなく、欲しいもの、楽しいものを作る。DIYの精神でした。ますます、ステキですすべてがディスプレイ化した世界でワクワクしたものを作れるか? 他にも、振る人数や強さで色が変化するガジェット「SHARE LINK」なども展示 Publish LINKはコンサートでよく見るペンライトをコミュニケーションツールにできないかと考えたそう 私があまりにも「これはいいですね!」と興奮しているのを見て、北口さんは笑いつつも ウィッグ コスプレ、「真面目な開発経緯はですね.」と話してくれました。「3年前くらいから、きっとこの先510年には、机や床、壁など、あらゆるものがデバイス化、あるいはディスプレイ化して、ウェブとつながるはずだと。そんな世界では、あらゆる職種やポジションの人が交わっているだろう。そこでワクワクしたものを作っているのは誰かと思った結果、私たちはハードウェアやものづくりの側にいきたいと考えたんです」北口さんは加えて、「自分たちが構築してきたウェブベースの技術やフレームワークの可能性を大切にしながら、新しいユーザー・エクスペリエンスを生み出したい」とも話してくれました。その実験と、自分たちの作りたいものが コスプレ 安い、FIGURE☆STAGEというカタチになったのですクラウドでつながっているということは、友達がアプリで演出をしたものを自宅で楽しんだり、バックに移す映像を制御したりと、発展性もあります。「みんなが使い方をアレンジして楽しんでもらえるものになれば」と北口さんお話を伺った北口さん(写真左)ちなみにコスプレをしているおふたりもマインドフリーの社員さん(!) 残念ながら商品化の目処などは立っていないそうですが、「飾って楽しむフィギュア」に、技術とDIYで新たな楽しみを与えたところに良さがあると思います(わかる人にはわかってもらえるかもですが、まるで”リアル版MMD”みたいな可能性を感じました!)ウェブとリアルをいかにつなげるか。その試みのひとつにFIGURE☆STAGEもあります。ちなみに、Maker Faire tokyo, japan 2013は明日も開催。ランカちゃんもいるそうなので、目印にして、足を運んでみてはいかがでしょう。



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